あおいとけいのフィドルブログ

フィドルとドラム時々ギター

ドラム奮闘記02 ハイブリッドドラムver1完成

今日はエレドラのシンバルを消音シンバルにするお話です。

それははじまりはじまり。

 

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私は毎日エレドラでドラムを練習していたんですが、一つだけものすごく気になる事がありました。

ハイハットの小ささです。たまーにスカったり、そもそもツインペダルを使用しているのでシングルペダルのセッティングよりハイハットが離れるため、なんかうまく配置できなかったのです。

Rolandのエレドラは最上位機種でもハイハットは12インチ。

他社の電子ドラムのハイハットは14インチもありますがいきなり50万も出せない!

というわけで今回は今使っているV-drum(TD-15のセットをカスタム)を使いながらなんとかして14インチのハイハットが使いたい というお話です!

そもそもハイハットはエレドラで再現が一番むずかしい所。ドラム初心者の自分にとってはちゃんと再現がされているのか、それとも本物は挙動が違うのか などが経験からわからないのです。

やっぱ生ドラムで練習したいよなー でも音量がなー

あーでもそういえば消音シンバルあったよな~なんて見てたんですが

消音シンバル+エレドラのハイブリッド この構成は行けるんじゃないかと思い始めました。

(スネアをひょんな事から本物+トレーニングパッドにしたら打感最高、音も結構良かったという事がこの時の2週間ほど前にあり、なんかフィーリングや打感って大事なんじゃね?という気持ちが高まっていた)

そして実際やってみたのが今回です。

 

まずどの消音シンバルを買うか

消音シンバルはジルジャンのL80シリーズや

Zildjian L80 ローボリューム 14HH/16C/18CR セット LV468
 

 

SABIANのQUIET TONE

 

ほかプレイテックのこれ

などいくつかありましたがジルジャンのL80にしました。

決め手ですが、散々いろんな試奏動画をみたんですがとにかく音が小さい。

レビューでも他社メーカーのものは「シンバルらしいいい音がする!けど結局音量はジルジャンが一番小さい」みたいな物が多くて

今回は音質よりもとにかく音量の小ささを重視してジルジャンにしました。

ハイハットが13インチのバージョンもありましたが今回は14インチのハイハットを使ってみる事が目的でしたのでハイハットが14インチのLV468にしました。

 

シンバルが決まったら今度は何を買う必要があるのかのリサーチです

一般的なエレドラのシンバルは本物のシンバルと構造が違います。(ATVはたぶん一緒だったはず)

自分のラックのパーツがそのまま使えるのか確認しました。

私のラックはMDS-9です。

両肩のシンバルホルダーですがこんな感じ

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エレドラ特有の受けパーツがチューニングキーで外せるタイプでしたので(モデルによってここがくっついている場合もある)

ここにシンバル用の受けパーツを入れればOKかな!と思っていたんですがそもそも乗せる予定のシンバルが16インチでどうにもこのパーツ自体の長さが短いような気がしたのと、なんかシンバルの受け?のパーツってあんまり売ってないし適合するか不安があったため

今回は差し込み部分の径が12mmで同じであるTAMAのMCB30ENにしました。

結論からいえばドンピシャ まさしく規格も同じでした。(RolandのハードウェアはTAMAのが作ってるというレビューを見たことがありましたが本当なのかも?)

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これでクラッシュ分はOK!

 

つぎはライドです。

Rolandのパイプは22.2mmの規格らしくこちらはパールの商品が見つかりました。

同じ22.2mmのモデルはいくつかありましたが、パールのジャイロロックは操作がしやすく(スネアスタンドで学習)エレドラに配置する際にここでの可動域があるかないかで配置できるか出来ないか変わってくるんじゃないかという心配もあり

こちらにしました。

こちらもばっちりです。

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左から今回のライドホルダー、タム受けのパーツ、MDY-STD

 MDY-STDはシンバル受けが固定されていて、かつギザギザ部分の径も11.4くらいと少し規格が違ったので生シンバルをマウントする用途では役に立たなかった。

 

そんなこんなで配置が終わり。。。

 

音出し!

音はやっぱりエレドラのゴムパッドに比べるとデカ目です。

とにかくスティックがヒットする音がでかい!

しかしこれはシンバルから出ている音ではなくてスティックから出ている音っぽいです。シンバルの音が小さすぎてスティックの木の音がうるさいという不思議な状況。

こちらはタオルでインパクト音を下げる事にしました。

またジェルミュート(100均耐震マット)も数や場所に工夫しながらいろんなパターンで付けてみましたが納得行く感じにならず…とにかくサスティーンが減り音が死にます。

さて肝心のハイハットですが、ハイハットだけは打音とは別にシンバル同士のこすれあう音が発生します。

これが少し私の部屋には大きすぎたので、ゴム紐をこのハイハット特有の穴にぐるぐると通しました。

最初はぐるっと1周通したのですがそうしたらシンバル同士が当たる音がほぼ0になってしまい、現在は全周の3/4ほど巻く感じで音量と音質のバランスが取れています。

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とまあこんな感じで大成功です!

 

エレドラの音だけにこだわらない、打感、リアル感を大切にしたいという方だけではなく

私のようにエレドラ最高!エレドラだけありゃいいんだよ!みたいな信者だった人にもおすすめしたい… 本当に感覚が良いんです。

 最後に

なぜこの記事がver1と銘打っているのか

それは完成してすぐに全部のシンバルを消音シンバルにしたくなってしまったためである…

来月になったら今ライドとして使っている18インチをクラッシュにして20インチライドと18インチのチャイナ(なんとL80シリーズにはチャイナがある!)を買い足して…

あ~~こまった~~~

 

というわけで今日はこのへんで。