あおいとけいのフィドルブログ

フィドルとドラム時々ギター

フィドル奮闘記02 使っているミュートについて

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

フィドル購入が6月の頭、今はちょうど梅雨もあけ8月になったところですので

ちょうど2ヶ月たったくらいです。

 

今日は私が愛用しているフィドルのミュートを紹介したいと思います。

 

上記の回でも話しているのですがフィドルのミュートは一般に3種類あり

ゴム、ラバーコーティングの金属、金属があり右に行くほど静音性が高まります。

 

そして私が使っているのは、これです。

f:id:edena1052:20200803151821j:plain

愛用のミュート

勘のいい皆さま、なぜ一番静音性の高い金属製のミュートを使っていないのか?

なんで2種類もっているのか?

説明していきたいと思います。

 

まずなぜ金属のものではないかというと、まず第一にミュートが外れて落ちてしまった時に足にあたったり楽器にあたったりするとそこそこダメージがあるという点です。

ミュートはブリッジに差し込むように乗せるだけ なので案外すぐ取れてしまいます。

大事な楽器に傷が付く可能性を考慮して避ける事にしました。

そして第二の静音性なんですが、正直よっぽどの事でない限りラバーコーティングのもので問題なく感じます。

ようするに傷もつきにくくそこそこ静音性もあるラバーコーティングの金属ミュートが一番合っているかなと選択したわけです。

 

ではなぜただのゴムタイプのものまであるのか?

これは昼用に使用しています。

というのもラバーコーティングのミュート力が結構あり、夜以外だと音が小さすぎて寂しい、かといってノーミュートははばかられる そんな休日の昼などに使用しています。

ミュート力は正直そんなに高くありませんが、軽い事や音がそれほど細くならない点など微妙な需要にフィットします。

そして安い!1000円~2000円程度です。

選択肢としてあるだけで気分が大きくかわります。

人生何事も気持ちよくやるのが一番ですからね。

 

次回あたりからはどんな練習をしているのか、2ヶ月でどのくらい弾けるようになったのかを記事にしたいと思います。

フィドル奮闘記01 フィドルと出会うまで

今日よりフィドルのブログを開始します!

川端 景(夫)と川端 蒼(妻)です。

 

 ヴァイオリンの情報は結構あってもフィドルの情報が少ない!

ということでヴァイオリン&フィドル経験0だった蒼さんが1からのフィドルを学んでいく様子をここに記していきたいと思います。

 

そもそもフィドルとは…?

楽器としてはヴァイオリンと全く同じものですが、民族音楽で使われるヴァイオリンをフィドルと呼ぶことが多いようです。

じゃあ何が違うの!? それは奏法だったり楽器としての立ち位置だったりします。

 

ヴァイオリンでなるべく避けると言われている開放弦の演奏、それがなんとフィドルでは当たり前というか基礎なんです。

逆にヴァイオリンでの常識のビブラートはフィドルではほとんどかけません。

形は同じでも全く常識が違う楽器なんです。

というわけで今回は私達がフィドルになぜ興味をもったのかというお話をしたいと思います。

 

沢山あるケルト楽器

フィドルに興味をもつ入りはやっぱりケルトの音楽でした。

ゲームなんかでも耳馴染みのある雰囲気だと思います。

まず、何かケルトの楽器をやってみたい!となると

最初に候補にあがるのはティンホイッスルじゃないでしょうか?

2000円くらいからあってこれぞケルト!という音がします。

私も最初ホイッスルを試したのですが、中々練習が続かず・・・

他にはコンサーティーナも試奏にいきましたがこちらも欲しいものは結構値段がして

一歩が踏み出せませんでした。

バグパイプは爆音だし、さらに値段がすごいし なんていろいろ悩んでいたんですが

フィドルが候補に上がることはなかなかありませんでした。

 

じゃあなぜフィドルをやることになったのか?

それはヴァイオリンミュートの存在に気づいたからです。

そもそもフィドルにはめちゃめちゃ魅力を感じていたのに、フィドルを除外していた理由が音の大きさにビビっていたというところにあります。

うちにはアコギやらフラメンコギターがあったんですが、生楽器っていうのは音を小さくするが難しいんです。

そして家で音をだして練習できない楽器はすぐにやらなくなるという事を体感していました。

生楽器代表みたいなヴァイオリンまさか簡単に音を小さくできるわけないと思っていたわけです。

興味はあるけど、音量を考えるとエレキヴァイオリンかなー?でも音とかかっこよさがなあーでも選択肢はこれしかないのかなーなんて思いながら

エレキヴァイオリンのレビューをみていたある時

「エレキヴァイオリン買うくらいなら普通のヴァイオリンかってミュート付けたほうが静かだし良い」

というコメントを発見。

半信半疑でYoutubeを見ると…確かに静かじゃん

これってもしかして家でガンガン演奏できるのでは?

そんな時に立ち寄ってしまったのです、ヴァイオリン専門店に

 

フィドル購入!

名前は違えど楽器は同じ。フィドルはヴァイオリンのお店で買うことができます。

御茶ノ水によく行くんですが、今日はちょっと試奏してみようか なんて軽い気持ちでヴァイオリン専門店によったところ、初心者用のヴァイオリンがまあお手頃…

そして肝心のミュートを試したんですが、効果がすごい!

ゴム、金属(ラバーコーティング)、金属の3種類のミュートがあるんですが静音力が強い金属タイプのミュートは本当に音が小さくなります。

そして何より試奏した蒼さんがフィドルの魔力にやられ、ひと目惚れというかひと触り惚れというか。

めでたく購入と相成りました。ケース弓、もろもろセットで7万円でした。

うん百万円が当たり前のヴァイオリンとしては激安だけど、なんでもありなフィドルの世界では「1万円の激安品には手を出すな」という助言ばかり目にしたので、だいぶ質の良いものが手に入ったななんて思ってます。

あと7万円の初心者セットで指板がエボニーなのはびっくりしました。

ギターならありえん~~~。

それと音に関しても気に入っています。

伸びやかで優雅、エレガントさを求められるヴァイオリンに対して

フィドルは元気な感じ、明るくて、誤解を恐れずにいうと荒い音が合うんです。

逆に安めのもののほうがケルトに合ったりすることもよくあります。

 

というわけで今回はフィルドが家にくるまでの話でした。

フィドルは格式高さも必要ないし何歳からはじめてもいいし案外とっつきやすくて

みんなにも始めてほしいという気持ちでいます。

 

今後もそんな情報を発信できたらと思います。

2話目をお楽しみに。